ECHL プレーオフと日本代表
Posted by japanstats on 2008 April 3日 Thursday
福藤選手、西脇選手と、高橋一馬選手が現在プレーしている北米ECHL (NHLから2つ下のAAレベルにあたる)のプレーオフまで、各チームが残す試合があと2~3つなので、もうすぐです。
さて、北米全土アラスカからフロリダまでチームを置くこのリーグ、全ての面でコスト削減の為にかなり変則的で、移動距離の近いチームを同じ地区にまとめる事を優先しているので全9チームの南地区があったり、たった4チームで構成されているパシフィック地区もあります。これまたプレーオフは客が入るという興業優先で、リーグ全25チーム中なんと21チームがプレーオフ進出権を与えられます(今年のアジアリーグや昔のNHLみたい)。プレーオフ進出権とプレーオフ制度自体がいたって複雑、訳する気になりません(笑)。
日本のファンの主な関心は日本人選手三人のチームの行方と、13日から札幌で開催される日本代表へ彼らが参加できるかでしょう。
西脇選手のDayton Bombers は北地区で5位確定、まずは6-9日に同地区4位のJonestown と2戦先勝のシリーズを戦います(俗に言うプレーオフ本戦へのplay in みたいです)。もしここで負けてしまったら日本代表にぎりぎりで間に合いますね。代表では北米の経験が絶対生かせるはず(特にフィジカル)なので、プレーオフで活躍してほしいけど、チームをどこまで応援したいか悩ましいところです(^^ゞ
福藤選手のBakersfield Condors は地理的に北米西部のナショナル・カンファレンスでプレーオフ進出が確定。相手チームによってファースト・ラウンドが10日か11日に始まり、4タテを食らっても16日までシリーズが続くので、どう考えても代表には間に合わないでしょう。思い切って福藤選手のプレーオフを応援できます(笑)。必然的にカンファレンス上位のチーム(アラスカ、ビクトリアか、ラスベガス)にぶつかるので、とても厳しい戦いになるでしょうが…
そして高橋選手のUtah Grizzlies はファーストラウンドが上位のFresno 相手に13日に始まります。残念ながら代表選考から漏れてしまいましたし、プレーオフでも苦しい戦いが続くでしょうが頑張ってほしいです。
プレビュー:2008 IIHF 世界選手権ディビジョンI@札幌 « Japan, Hockey, Baseball, etc. said
[…] ECHL プレーオフと日本代表 […]