結果:世界選手権ディビジョンIII 2008
Posted by japanstats on 2008 April 8日 Tuesday
2008年世界選手権ディビジョンIII が3月31日~4月6日にルクセンブルグで開催されました。
参加国は2月に予備予選を勝ち抜いたギリシャ(10近く不参加だったので世界ランキング無し)とホスト国ルクセンブルグ(42位)、去年の試合放棄事件でディビジョンII から降格してきた北朝鮮(44位)、南アフリカ(41位)、トルコ(40位)、そして去年初参加の新鋭モンゴル(46位)。
結果は大方の予想通り世界ランキング22位の日本と善戦が出来る北朝鮮が楽に金メダルとディビジョンII への切符を獲得。写真はPA システムの障害でやむなく自国の国家を歌わざるをえなかった(らしい)北朝鮮選手(笑)
そして去年大敗したモンゴルは確実に成長して10ゴールを決めたが、58失点とディフェンスとゴーリーの弱さが響き全敗。実際大会を見に行った人からは、ビザ問題の人数不足で2ラインしか組めず、2ピリからガス欠状態だったとか、バンディー(氷上フィールドホッケー)歴の長さからホッケー慣れしてない動きが見れたそうです。最下位のモンゴルは来年は予備予選からの参加でしょうが、これからが期待できるチームです。
そして2月の予備予選を勝ち抜いたギリシャは健闘しましたが、モンゴルに大勝したのと、ルクセンブルグに接戦の末3-2でゲームウィニングショット(PS)負けした以外は、大敗を喫してしまいました。でもアテネでギリシャ唯一のリンクが建設中なそうなので、ここも逆境の中成長が期待できます。欧州中から500人ものファンがギリシャ戦に応援に駆けつけたなんてエピソードもあります。リンクが国内に一つもないチームにしては凄いですね!
銅メダルのホスト国ルクセンブルグは不安定な成績を残しましたが、モンゴル戦以外は全て1ゴール差というファンにはたまらない試合展開ばかりでした。
南アフリカも銀メダル獲得で来年はディビジョンII へ昇格です。このチームも当初の予想以上の活躍だったそうです。
トルコは国内のベストプレーヤーを欠いていたらしく、残念な結果に終わりました。
大会の成績表です。
# |
チーム |
W |
OTW |
OTL |
L |
勝点 |
GF-GA |
1 |
北朝鮮 |
5 |
0 |
0 |
0 |
15 |
40-6 |
2 |
南アフリカ |
4 |
0 |
0 |
1 |
12 |
29-16 |
3 |
ルクセンブルグ |
1 |
2 |
0 |
2 |
7 |
22-15 |
4 |
トルコ |
2 |
0 |
1 |
2 |
7 |
27-24 |
5 |
ギリシャ |
1 |
0 |
1 |
3 |
4 |
17-28 |
6 |
モンゴル |
0 |
0 |
0 |
5 |
0 |
10-58 |
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