アイスホッケーのアジアリーグの2008-09シーズンの詳細が少し明らかになってきましたので、この時点でのまとめ。まだ公式発表されていませんが…w
1) 中国シャークスは本拠地を北京から上海に移転。また7チームのリーグ。中国や韓国で噂されていた新チームの加入は見送り(それもあるが、極東ロシアのチームにも復帰してもらいたいんだが…)
2) 中国シャークスは外国籍選手(中国・韓国・日本以外)を7人使用できる、韓国の2チームは2011年までは4人ずつだそうです。日本の4チームは恐らく変わらないと思いますが…これについては何も聞いてません。
3) ハルラの本拠地のアニャン(ソウルの郊外)で、去年開催したプレシーズントーナメントのアニャンカップをまた開催する模様(毎年恒例のイベントにしたかったコメントがあるので、これは想定内の良い事ですね)。アジアリーグからの参加チームはハルラ、High1、シャークス、日本製紙クレインズ、王子製紙の5チームが確実で、あと多分去年みたいに地元の延世大学かな?去年からの入れ替えがSEIBUプリンスラビッツ→中国シャークスですね。
4) レギュラーシーズンでのシュートアウト(SO、ゲームウィニングショット)制導入。延長戦のあとまだ同点であれば、まずは3人ずつシュートをして、それでもまだ同点であれば1人ずつサドンデス形式で行う。8人目からはまた1人目の選手を使える。
5) シュートアウト導入に従って、勝ち点制度も変更。
新制度は、60分勝ち:3点、60分負け:0点、延長・SO勝ち:2点、延長・SO負け:1点
(引き分けが無くなったのは残念で、別にレギュラーシーズンでのシュートアウトはいらないと思うが、実際起こると間違いなく盛り上がるだろうし、世界のホッケー界の動向とも一致してますね、NHLも世界選手権でも導入されていますので。)
6) プレーオフ制度の変更、去年は7チーム中6チーム参加できたのを、5チームに縮小。まず4位対5位が2戦先勝(ベスト・オブ・3)のシリーズを行い、その勝者が1位チームと準決勝で当たり、2位対3位でもう一つの準決勝を行う。準決勝と決勝は4戦先勝(ベスト・オブ・7)なので、NHLみたいな長いシリーズの戦い方を習得する必要がある。
(プレーオフに入りにくくした事で、レギュラーシーズンの意味合いが強くなるので、良い事だと思います。バックス、新生シャークスは果たしてプレーオフ争いに食い込めるか?1-3位(特に1位)の価値が高まるのも利点ですね、良いシステムだと思います。4戦先勝もプレーオフを面白くすると思います。)
7) レギュラーシーズンは去年の30試合から36試合に拡大。年々試合数が減ってきていたので、これは改善です(特に資金難の日光アイスバックスは、試合数が少ない程収入が少ないので)。
8 ) レギュラーシーズンは9月27日~1月25日。
9) プレーオフは2月19日~3月24日。