日本女子代表降格決定
Posted by japanstats on 2009 April 10日 Friday
フィンランドのHameenlinna で開催されている2009女子世界選手権で、残念ながら日本代表は下位ディビジョンへの降格が決定されてしまいました。
残留争いを演じていたのは、3グループそれぞれで最下位だったスイス、中国、そして日本でした。来年からトップディビジョンが1チーム減り8チームになる為、この残留争いは例年より熾烈で、なんと3チーム中2チームが降格するという戦いでした。
この3チームの中では日本有利に見えるかもしれませんが、この大会でスイスは格上のカザフスタンを延長の後GWS まで持ち込む接戦をして、中国は日本相手に11月のバンクーバー五輪最終予選で2-0 で勝利しておりオリンピック出場最後の切符を手にしています。
日本が今大会残留グループに入ってしまったのは、初戦の強豪アメリカ相手の0-8 (日本のシュート数が8という圧倒的な力の差、初A代表の桐渕絵理選手はこの試合に出場し31シュート中27セーブしました、ユニバーシアード代表にも呼ばれたので幸先は明るいと思います、あとはアメリカの大学のNCAA リーグでアイスタイム確保すれば、将来日本代表の守護神になれるでしょう、他にこのレベルでプレーしてる選手はいませんので)、そしてロシア相手に1-3 と惨敗したからです。
スイスは昨日中国相手にGWS の末5-4 と見事に勝利したので、今日の日本戦で勝てば日中戦の前に残留を決定できる状況にいました。日本は2ピリにスイスに先制された後に食らいつき藤本選手が同点ゴールを決めましたが、ピリオド終了直前の39:37 にスイスにまた1点入れられリードを許してしまいました。3ピリに山中選手のゴールでまた同点に追いつきますが、その3分後にはまたスイスにリードされ、そのまま試合終了になってしまい、明日の中国戦を残して降格決定(スイスが残留決定となった為)となりました。
来年は是非中国とその他のディビジョンIの相手を倒して、トップディビジョンへ1年で返り咲いてほしいですね!
世界選手権は今週末、決勝トーナメントが行われます。
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