Posted by japanstats on 2009 August 19日 Wednesday
どういう伝手では知らないか、昨シーズンまでECHLにいた高橋一馬選手が、今ハバロフスクのKHLアムールの下部チームの練習に参加しています!さすが常に良く考えてる高橋選手、行動力が凄いですね。
という事で、彼のブログからいくつか抜擢:
以前、アジアリーグにも加盟していましたハバロフスクの”ゴールデンアムール”ですが、現在はオーナーが変わり、KHLというリーグへ参戦しています。そこのファームチームへの練習参加のためにこちらに来ています。さすがにKHLに所属するトップチームへの参加は厳しかったです。
http://kaz78.com/article/125490977.html
さて、こちらでの生活サイクルは
9:15~10:30 氷上
10:50~11:50 陸トレ
17:00~18:30 氷上
という感じです。
日本でもかなりバタバタした生活をしていましたが、こちらではやれることが限られているので練習に忙しいもののホッケーに集中して生活することができています。
まだまだ、数日しか体感していないロシアホッケーだし、1チームしか知りませんが、簡単な北米との違いの印象としては、
アメリカ・カナダ=『点数を入れるために、勝つために練習をする、常にサバイバル』
ロシア=『アイスホッケーがうまくなるために練習をする、アイスホッケーを通して生活・物事の考え方を教育』
http://kaz78.com/article/125636736.html
ロシア語の『バーニョ』はサウナ!!
リンクの片隅にサウナ室があり、みんなキツキツに入りながら、文字通り裸の付き合い。
サウナに入って一週間の疲れを労わりました。
サウナ入らない人には分からないと思うんですが、サウナでは頭って結構熱くなって大変なんですよ。
その防止のために、なんとここではあのロシア製の帽子が登場!!
こんな熱い中でこの防寒帽子なんて、はじめギャグかと思っていると何人もかぶりながら入ってきて、しまいには自分もかぶるはめに。
こんな熱い中でこの暑苦しい防止かよ、しかも裸にこの帽子って!!
と思いながらかぶったら、意外に快適。しかも、
お前もロシア人の仲間入り!!
みたいな雰囲気になり、大うけ!!
ちょっと距離感が縮まったかな??
裸にロシア帽子で今日のスキンシップは妙な光景だったでしょう。
ついでに、サウナでロシア語講座開催されましたが、のぼせてほとんど頭に入ってなかったです。
ロシア語は本当難しいです。
はっきり言ってまったくしゃべれないし、聞き取れませんからね。
大変ですよ。
http://kaz78.com/article/125773106.html
さて、ロシア語がさっぱりちんぷんかんぷんな私ですが、ここでは日本語がほぼ完璧な、日本語通訳を仕事としているワロージャさんという方のおうちにホームスティさせていただき、生活しています。
まさに、スーパーひとし君なのです。
ですので、練習のメニューは少し早めに行ってコーチの聞き、生活面でも言葉のストレスがほぼないくらいにサポートしてもらい生活しています。食事やロシアの文化の話などもたくさん情報もらっています。
欲を言えば、氷上でも通訳してもらえれば完璧ですが、そこまで甘えられないです。
選手では、数人英語を話せる選手もいるので、英語を聞くと安心してそちらに頼ってしまいがちになりますが、自分自身でも、覚えられるだけロシア語を理解して生活できるようにして行かないと・・・・・。
http://kaz78.com/article/125904372.html
なんか、凄い充実してるみたいですね。常にチャレンジ精神旺盛の高橋選手には頭が下がります。今季のチーム探しが順調に行っている事を祈っています。もしかして今年はロシアリーグ(KHLは無理だろうけど)?
Posted in 01_日本語, ECHL, hockey, Japan, opinion | Tagged: amur, アイスホッケー, アムール, ハバロフスク, 高橋一馬, kazuma takahashi, khavarovsk, KHL | Leave a Comment »
Posted by japanstats on 2008 May 2日 Friday
近年成長目覚しく、先月札幌での世界選手権ディビジョンI B では全勝して(日本戦は延長になるべきでしたが)見事トップディビジョン昇格の切符を勝ち取ったハンガリー代表。ジュニア世代でも着実に力をつけてきていますので、今回の優勝と昇格を運のみでは語れません。
そして代表が帰国した時には、なんと約1000人ものファンに出迎えられたそうです!もし別の年に日本が昇格を果たしていたら、1000人ものファンに空港で出迎えられたでしょうか、残念ながらなんか無さそうな気がします。それだけ今ハンガリーではホッケー人気が上がってきてるという事ですね。この様子はNHL.com でも取り上げられました。
しかし、この記事で私が一番興味を持ったのは、ハンガリーのクラブチームAlba Volan についての差込記事の方でした。このチーム、オーストリアのホッケーリーグEBHL (スロベニアからも2チーム参加)と、国内リーグの両方にチームを出しました。結果は、一軍で挑んだレベルの高いオーストリアリーグでは惨敗、ダントツビリの10位でした(アジアリーグの中国シャークスみたいに)。そして若手主体で戦った国内リーグでは7チーム中6位、しかしオーストリアで戦ってた選手達がプレーオフに戻ってきて、見事にプレーオフを制覇して決勝では隣国ルーマニアのチームを下し優勝!
ここで興味深い事は、ハンガリーホッケーはアジアリーグみたいな形の参戦を2リーグ分で行っているという事。オーストリアリーグに参加している姿は中国シャークスと被りますが、中国との違いはそこで力を付けているという事でしょう、アジアリーグ参戦のお陰で確実に韓国ホッケーは強くなってきてるのに、何故中国には同じ効果が出ないんだろう?そして国内リーグのプレーオフでは決勝でルーマニアのチームとぶつかりました、これは逆にハンガリーが主体なのでアジアリーグでは国内チームの優勝して当然の立場なのです。そして、ハンガリーリーグに参加してる事によって、ルーマニアも力を付けているんでしょうね。
国際リーグに参加して自国代表を強化して、国内リーグを隣国チームを開放して隣国の代表の強化にも繋がっている。正しく国際ホッケーリーグの理想の形ですね。そして日本はというと、アジアリーグで韓国と中国の強化に胸を貸している形になりますが、残念ながら日本のチームが強いリーグに参加して日本代表の強化に繋がるような事は起きていません。
どうしたらこのような状況を打開できるのでしょうか?またアムール(やカザフスタンのチーム)に本気でアジアリーグに参加してもらう、というのも一つの手ですし、もしシベリアリーグが存在していてそこそこのレベルであれば、日本のチームを送り込みたいですね。もしそうでなくとも、ハバロフスクとウラジオストクのチームとは定期戦を組んで欲しい。アジアリーグと日ア連は、あと数歩足りないんですね…(札幌大会の開催側、宣伝等皆無のやる気の無さには失望しましたが)。
Posted in 01_日本語, Asia League Ice Hockey, hockey, information, International, Japan, opinion, Uncategorized | Tagged: アイスホッケー, アジアリーグ, ウラジオストク, オーストリア, ハバロフスク, ハンガリー, ルーマニア, ロシア, 韓国, 札幌, 世界選手権, 中国, 代表 | 1 Comment »