4月、という事はNHLのプレーオフが開幕され、ファーストラウンド真っ只中です。早速各シリーズの状況を見てみましょう。(語りべ加藤じろうさんのプレーオフ記事等はこちら。)
イースタン・カンファレンス
ボストン・ブルーインズ(1) 4-0 モントリオール・カナディエンズ(8)
第1シードのボストンが、100周年記念シーズンの古豪でありよきライバルのモントリオールを4タテでスイープ。本命ブルーインズ好調な滑り出しです。
ワシントン・キャピタルズ(2) 3-3 ニューヨーク・レンジャーズ(7)
弱い南東地区を制したキャピタルズは、レンジャーズ相手に第7戦まで持ち込まれました。第5戦ではワシントンのスーパースターのオベチキンが、4人のレンジャーズをかわしてこのスーパーゴールを決めました。
ニュージャージー・デビルズ(3) 3-3 カロライナ・ハリケーンズ(6)
カロライナが絶対的守護神でNHLの通算ゴーリー勝利数歴代1位のマーティン・ブロデュアが戻ってきたニュージャージー相手にこれも第7戦まで健闘しています。
ピッツバーグ・ペンギンズ(4) 4-2 フィラデルフィア・フライヤーズ(5)
因縁のペンシルベニア・ダービーは、スーパースターのシドニー・クロスビー率いる若手主体のペンギンズが勝利。ペンギンズは東のダークホースかな。
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ウェスタン・カンファレンス
サンノゼ・シャークス(1) 2-3 アナハイム・ダックス(8)
レギュラーシーズン最強だったサンノゼが、カリフォルニアダービーで第8シードのアナハイム相手に苦戦しています。頑張れ、デビン・セトグチ!
デトロイト・レッドウィングス(2) 4-0 コロンブス・ブルージャケッツ(7)
強豪の常勝軍団デトロイトが同地区のコロンブス相手に力の差を見せ付けました。2008年のスタンレー・カップ覇者は相変わらず強いです。
バンクーバー・カナックス(3) 4-0 セントルイス・ブルーズ(6)
バンクーバーがカナダのチームとして、カンファレンス準決勝の椅子をまず確保。守護神ルオンゴとスターのセディン・ツインズがどこまでこのチームを引っ張れるか見ものです。
シカゴ・ブラックホークス(4) 3-2 カルガリー・フレームズ(5)
有望な若手が多いシカゴが、カナダ第2のカンファレンス準決勝進出チームを拒む事に王手をかけています。