Posted by japanstats on 2009 May 3日 Sunday
な、なんと埼玉西武ライオンズがあの世界のニューヨークタイムズにフィーチャーされました。記事の趣旨は松坂のポスティングによってボストン・レッドソックスがワールドシリーズを勝ちとっただけでなく、西武ドームを改修できてその上に2008年の日本シリーズ(そしてアジアシリーズ)に勝ったので、松坂のポスティングは両球団にとって有利な結果だったという結論を出しています。
記事の中では特にトイレの改修・増築と日本のウォッシュレットの素晴らしさについて触れています(笑)が、その他にも費用が人工芝の張替え、クラブハウス改修、電光掲示板のリニューアル、フィールドシートとテラスシートの設置、新売店の設置、選手の補強にも使われたと書かれています。
気になる当時約60億円($51m)のポスティング費の内訳は、なんと40%以上の約26億円が税金で、約28億円が球場の改修、そして約6億円が選手補強にあてられたそうです。
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Posted by japanstats on 2008 July 14日 Monday
オールスターブレークに入る直前の試合で、ボストン・レッドソックスの松坂大輔がボルチモア・オリオールズのダニエル・カブレラ投手と対決します。そして、この二人の今季の成績の比較がなかなか面白い。
とても似てる成績は:
カブレラ: 69奪三振 51与四球 1.37WHIP
松坂: 70奪三振 52与四球 1.37WHIP
そして、正反対の数字:
カブレラ: 6勝4敗 防御率4.40 投球回124.2
松坂: 9勝1敗 防御率2.84 投球回82.1
面白いね。
いくつか、興味深いポイントをピックアップしていきます。
カブレラが5割増しの投球回を投げてるけど、奪三振数、与四球数、そしてWHIPはほぼ大輔と同じ。
- 運と打線援護がどれだけ二人の勝ち負けと防御率に影響しているのかが伺えます。
- チームメイトの守備力を省いた、防御率に見立てた数字のFIP では、松坂が4.10 でカブレラが4.95。現状の勝敗数、そして防御率の差ほど実力の差が無い事が見えます。
- ちなみにカブレラは年々奪三振率が低下していて、これは心配事(与四球率も低下しているので、これは良い事だが)。逆に今年の松坂は与四球がとても多い、このパターンが続くと自爆炎上の連続も遠く無いですね。興味深い一戦です。
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