興味深い記事を2件見つけました。
語りべ加藤じろうさんの記事は、斬新かつ読み応えのあるもので、さすがです。要点だけを抜擢すると
★ レギュラーシーズンを、1stステージ(11月〜12月)、
2ndステージ(1月〜2月)、3rdステージ(3月〜世界選手権を挟んで〜4月)と、
3つの期間に分けて、各10〜15試合ずつのリーグ戦を実施。★ 社会人チームや、日韓の大学チーム、さらに中国の国内チームなどは、
ステージごとのスポット参戦を可能に。★ 各ステージの優勝チームと、それ以外のチームの中で最も勝点の多いチームによる
ベストオブセブン(7回戦制)のプレーオフを、5月から開催して、チャンピオンが決定!
実現可能かどうかは別として、凄い発想力です!
そして去年のOhMyNews の記事になります(3部作で、全て読み応えあり)が、腐敗してる日ア連の内部が読み取れます。どうりで日本で25年ぶりにホーム開催をした札幌での世界選手権のプロモーションが全くなってなかったはずだ。開催地の札幌でさえ、全然世界選手権が国内で開催されている雰囲気が無かったです。札幌で話した外国人サポーターによると、何年か前のフランスでのディビジョンI の大会では、町を挙げての開催で、町中に大会のバナーやらポスターやらが貼られていて凄いPR されていたそうで、会場もとても良い雰囲気だったそうです。残念ながら日本の主催者には、国を挙げてどころか、町を挙げて大会を盛り上げようとする姿勢が全く見られませんでした…これじゃ選手へのバックアップも十分ではないのは明らかで、日本のトップディビジョンへの道はまだまだ長いでしょう。
スピードと迫力、そしてエンターテインメント性にも優れたアイスホッケー。不人気の要因は、競技団体のずさんな体制にあるのではないか(写真はイメージ、ロイター)2008年4月、札幌でアイスホッケーの世界選手権ディビジョンIが開催される。このことをどれだけの人が知っているだろうか。開催まで6カ月を切ったが、大会告知ポスターがどこにも張られていないばかりか、アイスホッケーの試合会場ですら告知していない。これでは、アイスホッケーに興味があるファンですら知ることができない。
「世界陸上」に「世界水泳」、さらには「世界柔道」など、各種競技団体の世界規模の大会となれば、メジャー競技ならば地上波で、地上波が難しい場合でもBSやCSでテレビ放映されるのが一般的であろう。中継局が決まると、テレビ局にとって、そのイベントは「自社もの」になり、視聴率アップをめざし、大会展望や紹介企画をスポーツニュースなどでも流し、盛り上げてくれる。
しかし、札幌で開催されるアイスホッケーの世界選手権。各テレビ局の反応は芳(かんば)しいものではない。ハッキリ言えば「ノー」に近く、日本で開催されながら、テレビ中継される可能性は薄いのが現状だ。
なぜ、こんな状況になったのであろうか。その一番の要因として、日本のアイスホッケー界をつかさどっている日本アイスホッケー連盟(日ア連)の無策が挙げられる。
状況に即した的確な策を遂行する。それが組織を動かし、ひいては発展につながる。しかし、それができず、無策のまま時が流れている。これは、日ア連の組織の構造上の欠陥が招いたものだと言わざるを得ないだろう。
それを象徴的する出来事が、春先から秋にかけて起こった、混迷を呈した人事問題だ。その人事問題が長引き、新体制の発足が遅れたため、後手後手に回ることが多く、4月に行われる世界選手権の準備の立ち遅れ状態を作り出した。